終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?(TVアニメ)

- 初出:2017年
- 作者 / 原作者:枯野瑛
- 監督:和田純一
- 制作会社:C2C サテライト
- 声優:Machiko 上原あかり 井上喜久子 佐藤利奈 佐藤聡美 千葉繁 小杉十郎太 新井良平 水瀬いのり 田所あずさ 荒浪和沙 麦人
記事を書いた人の評価
作品の内容
地上を正体不明の怪物である〈獣〉たちに蹂躙され、人間を含む多くの種族が滅ぼされた後の世界。 かろうじて生き残った種族は地上を離れ、浮遊大陸群レグル・エレと呼ばれる空飛ぶ群島の上に暮らしていた。 500年後の空の上で目覚めたヴィレム・クメシュは、守りたかったものを守れず、それどころか自分一人だけが生き残ってしまった絶望から世捨て人のような生活を送っていたが、 思いもよらず始めた兵器管理の仕事の中で、ある少女たちと出会う。
配信情報
2018/04/08現在
Netflix(見放題) dアニメストア(見放題)レビュー(ネタバレなし)
この記事に続いて、レビュー(ネタバレあり)もあります。
タイトルの軽薄さから、2秒で切り捨てていた作品ですが、ためしに観始めたところ、思ったほどダメではないことに気づきました。
タイトル長すぎるので、「すかすか」という愛称で呼ばれているようです。
内容は、そこまでスカスカではなかったです。
ただ、まあ良くも悪くも「ラノベ原作アニメ」という偏見の域は出ない作品だなあという感じですね。
典型的な剣と魔法のファンタジーの世界観。
世界観には何のひねりもなく、ストーリーの展開にもそれほど目を見張るものもありませんが、独創性というよりも堅実性で作り込まれた話だなという印象を受けます。
ただ、私がついついこの作品を観てしまった最大の理由は、世界観でもストーリーでもキャラクターでもありません。
第1話で流れた『スカボロー・フェア』のせいです。
絶対みなさん一度は耳にしたことのある曲だと思いますので、もし「?」という人は検索して聴いてみてください。
私はスカボロー・フェアに釣られて最後まで鑑賞することができました。
普段アニメ観ない人にそれほどおすすめできる作品ではありませんが、ここ数年のファンタジーアニメの中では楽しめる方だと思います。
御都合主義でハッピーな話が多い中、この作品はわりと重たいエンディングに向かいます。
それが私が最後まで観ることができた理由の一つかなと思います。
でも、登場人物は幼女のオンパレードです。
そこは、まあ目をつぶってください。
ちなみに、スカボロー・フェアはもともとが民謡なので様々なアーティストがカバーしています。
サイモン&ガーファンクルのものが有名ですが、この作品でのカバーもなかなか良いです。
もし雰囲気が気に入られた方は、サントラ買えば入ってますのでどうぞ。
オリジナルサウンドトラック「青い記憶」
円盤はこちら。
Blu-ray





レビュー(ネタバレあり)
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