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BANANA FISH(マンガ)

April 22, 2018

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BANANA FISH(マンガ)

BANANA FISH(マンガ)
  • 初出:1985年
  • 作者 / 原作者:吉田秋生 

記事を書いた人の評価

  • 好き  : ★★★★★
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  • 万人受け: ★★
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  • 完成度 : ★★★
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作品の内容

1973年、ベトナム。米軍兵士グリフは突如錯乱、同僚を射殺して廃人と化した彼はひとつの言葉を繰り返しつぶやく…バナナフィッシュ。1985年、ニューヨーク暗黒街。非情と暴力が支配するこの街で、ストリート・キッズを束ねる少年がいた。アッシュ・リンクス。IQ200の知能に超一級の戦闘力をあわせもつ、17歳のアンファン・テリブル。日本から来た少年、奥村英二とアッシュの出会い。その時、バナナフィッシュをめぐるマフィアとの暗闘は間近に迫っていた…。

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レビュー(ネタバレなし)

この記事に続いて、レビュー(ネタバレあり)もあります。

吉田秋生さんの代表作、ではないような気もしますが、私は一番好きです。

映画化の影響力はやはり大きいので、『海街diary』が一番有名でしょうね。

『BANANA FISH』で描いたことを乗り越えてずっと時間が経った後に描かれた『海街diary』

全く異なる作品ですが、これも名作だと思います。

さて、この作品、単純にジャンル分けをすれば「少女漫画」ということになりますが、そういう枠で語るべき作品ではありません。

フジテレビ、ノイタミナ枠でのアニメ化(2018年7月)が決定しているそうですが、テレビアニメという枠組みでどこまで原作を再現できるのかちょっと心配ですね。

この作品は、BLいわゆるボーイズラブと呼ばれるカテゴリにも属するお話ですが、読んでみればわかりますが、もっと生々しい性に対するメッセージを持った作品です。

いわゆる少女漫画枠の作品は、実はさぼど詳しくないんですが、この作品は若かりし頃に何度も読みました。

少女漫画の枠からは確実に逸脱するレベルのバイオレンスとサスペンスがあり、少年漫画に比して人物の心情描写が明らかに細やかで、当時の漫画作品の中ではかなり異質なものだったんだろうと思います。

私は、後から単行本で読みましたので、連載当時の状況は知りません。

ストーリーの完成度としては、連載が長きにわたるにつれダレていったんだろうなという感じは否めず、もう少しシンプルにまとまった気がします。

でも、単純に好きか嫌いかというと、この漫画は大好きです。

男臭い少年漫画、青年漫画しか読んだことがない人に、是非読んでみてほしい作品です。

作画に関しては、初期は若干クセがある気がしますが、だんだん良くなってきます。

現在新品で手に入るの紙媒体は、文庫本か現在発売途中の復刻版BOX(vol.1〜4)ですね。

復刻版は紙質最悪との評価なので、紙で買うなら文庫本をおすすめしておきます。

でも、劣化を考えますとやはり電子書籍が一番ですね。

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評価日
作品名
BANANA FISH
好き
41star1star1star1stargray

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レビュー(ネタバレあり)

レビュー(ネタバレあり)も是非ご覧ください。

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書いた人

J LAB(ジェイラボ)所長所長
当研究所、所長。

必要最小限の勉強しかせず、微分もできないまま東大に進学するという過去を持つ。

当研究所設立の動機を尋ねたところ、

「知性には可塑性がある」
「シナプスをつなげよ」

などと意味不明な供述を繰り返しており、具体的な動機は不明。