J LAB AMG [ANIME/MANGA/GAME]

娯楽を教養として楽しむためのレビューブログ

ベルセルク(マンガ)

April 24, 2018

特集記事

See more

ベルセルク(マンガ)

ベルセルク(マンガ)
  • 初出:1989年
  • 作者 / 原作者:三浦建太郎 

記事を書いた人の評価

  • 好き  : ★★★★★
  • 評価基準を表示
  • 万人受け: ★★
  • 評価基準を表示
  • 完成度 : ★★★★★
  • 評価基準を表示

作品の内容

巨大な剣を背負い、鉄の義手をつけた剣士・ガッツ。彼の行くところ、血の雨が降り、死体の山が築かれる…! 大ヒット!! 圧倒的迫力の叙事詩!!

配信情報

レビュー(ネタバレなし)

この記事に続いて、レビュー(ネタバレあり)もあります。

それは剣というにはあまりにも大きすぎた
大きく
分厚く
重く
そして大雑把すぎた
それはまさに鉄塊だった

作者存命中に完結しそうにないマンガの筆頭です。

ここではなるべく完結した作品のみをレビューしようと思ってはいるんですが、『ベルセルク』は待っても待っても完結しなさそうなので待ち切れずレビューすることにしました。

他には、『HUNTER×HUNTER』とかもそうですし、『BASTARD!!』とか『バガボンド』とかに至ってはそもそも完結させる意志すら感じられない状況になってしまっており、残念です。

逆に、準備万端だけど完結させる気がなさそうなマンガは、『コナン』とか『ONE PIECE』ですかね。

「さすがにもうええやろ」と思うんですけど、いつまでも終わらないですね。

というわけで、この『ベルセルク』はめちゃくちゃ好きなマンガなんですが、作者の体調不良などで全っ然進みません。

世界観を説明しますと、性と暴力の描写に関して、これ以上ないくらい全く容赦のないダークファンタジーです。

少年誌では絶対連載できないレベルの性描写と暴力に満ち溢れています。

でも、読めば納得する、全てが必要な描写であって、ただエロとグロを見せるためだけというシーンが一つもありません。

ストーリーに関しても一切文句ないですし、作画も連載当初は若さゆえの荒さがありましたが、いまとなっては非常に完成度の高いというか高すぎるものになっています。

全く何の文句もありません。一切ありません。

ただ、作者が完璧主義者すぎるゆえと思いますが、『その話、そこまで掘り下げて取り上げなくてもよくない?」というところまで丁寧に描きすぎるところに、逆に文句つけたいです笑

読者としては全てのエピソードを細かく読めるのなら、もちろんそれに越したことはないんですが、そのせいで完結しない方が心配です。

この完成度のまま完結までこぎつけられたなら、それはもうとんでもない傑作になるのは間違いない作品ですが、難しそうですね。

熱い作家魂というか、譲れないこだわりみたいなものを持っている芸術家肌の作家さんほど、こういう状態に陥りますよね。

事情を知らない私が言うべきことじゃありませんが、編集の方とかがもっとバランス取ってあげることはできなかったんですかね。

ストーリーのテンポを失わないために「描きすぎない」ことって大事だと思います。

作家にどれほど才能があったとしても、というか、天才肌であればあるほど才能には偏りがあると思いますし、作家の気のおもむくままに自由に描かせすぎたんじゃないかなんて思ったりします。

そのせいで、作品の何もかもをを作者が背負いすぎている気がします。

本人の健康状態などもあるでしょうから過度のプレッシャーをかけるのはよくないんでしょうが、本当に大好きなマンガなので、ただただ完結することを祈ってます。

読むなら、この手の大御所の作品には珍しく電子書籍化されてますので、Kindle版をおすすめします。

電子書籍化を拒否している頭のカタい作家さんたちは見習ってほしい。

あと、もちろん完結してませんがアニメ化もされています。

全部は観てませんが、私の観た範囲ではアニメもかなり良かったのでおすすめします。

[まとめ買い] ベルセルク Kindle版

ベルセルク コミック1-39巻 セット

「剣風伝奇ベルセルク」Blu-ray BOX

ベルセルク黄金時代篇 Blu-ray BOX

ベルセルク 第1巻
ベルセルク 第2巻
ベルセルク 第3巻
ベルセルク 第4巻
評価日
作品名
ベルセルク
好き
51star1star1star1star1star

配信情報

レビュー(ネタバレあり)

レビュー(ネタバレあり)も是非ご覧ください。

◆クリック【ネタバレを読む】クリック◆

書いた人

J LAB(ジェイラボ)所長所長
当研究所、所長。

必要最小限の勉強しかせず、微分もできないまま東大に進学するという過去を持つ。

当研究所設立の動機を尋ねたところ、

「知性には可塑性がある」
「シナプスをつなげよ」

などと意味不明な供述を繰り返しており、具体的な動機は不明。