攻殻機動隊 ARISE(劇場版アニメ)

- 初出:2013年
- 作者 / 原作者:士郎正宗
- 監督:黄瀬和哉
- 制作会社:Production I.G
- 音楽:コーネリアス
- 声優:上田燿司 中井和哉 中國卓郎 久川綾 亀中理恵子 咲野俊介 坂本真綾 塾一久 宮内敦士 小野賢章 後藤哲夫 慶長佑香 新垣樽助 星野貴紀 松田健一郎 檀臣幸 沢城みゆき 沢木郁也 浅野まゆみ 浜添伸也 秋元羊介 茅野愛衣 藤原貴弘 藤貴子 野島健児 鈴木達央 間宮康弘
記事を書いた人の評価
作品の内容
■「border:1 Ghost Pain」 2027年、第四次非核大戦終戦から一年、戦禍の爪痕癒えぬニューポートシティで自走地雷を使った爆殺事件と、兵器売買における収賄容疑の 掛った軍人が銃殺される事件があった。雨烟る中、その軍人の電脳を求め墓地を暴く公安の荒巻大輔。そしてその背中に冷たい銃口を向けたのは、 殺された上官の容疑を晴らそうと動く陸軍義体化部隊『501機関』に所属する超ウィザード級ハッカーにして全身義体のサイボーグ、草薙素子だった。 だがこの事件を追いかけているのは草薙だけではなかった。彼女を爆殺事件の犯人と疑い付け狙う『眠らない眼』を持つ男、バトー。銃殺事件と娼婦 殺人事件の共通項を捜査する新浜県警の刑事トグサ。そして『501機関』のクルツ中佐とサイボーグエージェントたちが草薙の動向を注視していた。 彼らが追い求めるものは、目の前の「事実」と失われた「真実」とが交錯する電脳社会の混沌に身を潜める。 自身の未来と掲げた理想のために草薙の本能が今、起動する。
配信情報
2017/05/30現在
Amazonビデオ(課金) 楽天TV(課金/見放題)レビュー(ネタバレなし)
この記事に続いて、レビュー(ネタバレあり)もあります。
古い「攻殻」ファンからすると意見が分かれそうな作品です。
border:1から4までと追加された『PYROPHORIC CULT』の計5作品。
さらに、その後、各話分割した上で順序も再編成してTVで放映された『ALTERNATIVE ARCHITECTURE』というシリーズもありますが、その辺は製作者のかなり微妙なこだわりかと思いますので、割愛します。
さて。
本題ですが、私は、わりと古い「攻殻」ファンです。
その立場から言わせていただきますが、賛否両論あるというのは理解できます。
一言で言いますと、「軽い!」
ただ、それは表面上の味付けの問題で、その気でしっかり観ればそれなりに応えてくれる懐の深さはあると思います。
見た目はかなり軽いですが、紛れもなく、「攻殻」です。
これを機に「攻殻」に入門する人も増えるかも、ということを考えますと、私はこの「軽さ」を肯定的に捉えていますし、普通に楽しんでいます笑
声優陣もがらっと変わっていますが、これも新しい「攻殻」として許容できる前向きな変化と感じます。
ここで、これからARISEを観るみなさんに、一点だけ意識してみて欲しいことがあります。
それは、音楽。
みなさんは、ARISEの劇中音楽、どう感じられるでしょうか?
Blu-Rayは一部在庫があやしいので、DVD版もご検討ください。





レビュー(ネタバレあり)
レビュー(ネタバレあり)も是非ご覧ください。