J LAB AMG [ANIME/MANGA/GAME]

娯楽を教養として楽しむためのレビューブログ

この世界の片隅に(劇場版アニメ)

April 22, 2017

特集記事

See more

この世界の片隅に(劇場版アニメ)

この世界の片隅に(劇場版アニメ)
  • 初出:2016年
  • 作者 / 原作者:こうの史代 
  • 監督:片渕須直 
  • 制作会社:MAPPA 
  • 声優:のん 小野大輔 潘めぐみ 細谷佳正 

記事を書いた人の評価

  • 好き  : ★★★
  • 評価基準を表示
  • 万人受け: ★★
  • 評価基準を表示
  • 完成度 : ★★★★
  • 評価基準を表示

作品の内容

1944年(昭和19年)2月、絵を描くことが得意な少女浦野すずは、広島市江波から呉の北條周作のもとに嫁ぐ。戦時下、物資が不足し、配給も乏しくなる中、すずは小姑の黒村径子の小言に耐えつつ、ささやかな暮らしを不器用ながらも懸命に守っていく。

配信情報

2018/04/08現在

今のところ、全配信、購入のみ。

Amazonビデオ(課金)  楽天TV(課金/見放題)  U-NEXT(課金/見放題)  ビデオマーケット(課金/見放題) 

レビュー(ネタバレなし)

この記事に続いて、レビュー(ネタバレあり)もあります。

わりと話題になりましたんで、観た人、作品名を聞いたことある人も多いかと思います。

私も、一応劇場まで足を運んでおります。

評価の高いレビューが多い作品ですので、かなりの期待値を持って観に行きました。

ちなみに、原作は未読でのレビューです。

素直な感想。

とても完成度の高い映画だな。

本当に、そう感じました。

ただ、商業的にとても成功するとは思えない作品でもありました。

この作品はクラウドファンディングをきっかけに作られたそうです。

クラファンの資金で予告編(PV)を作り、そこから大口のスポンサーを集めるという手法で資金集めがなされました。

新しい時代のやり方で作られた忘れてはいけない時代の物語。

正直に言います。

これをお子様に見せたいと考える親御さんもたくさんいらっしゃると思います。

しかし、これは全くもって完全に大人向けの作品です。

子供をスクリーンに引き寄せるマジックが全くありません。

そのかわり、時代考証や何気ない人物の動き、表情などあらゆる部分のリアリズムが、あり得ないくらいに徹底しています。

すずさんの妄想と現実が入り乱れるようなアニメ的な描写もありますが、原則としてはリアリズムが貫かれています。

しかも、味付け薄めで日常の出来事と非日常の出来事を、次から次へこれでもかと浴びせてきます。

集中力を保って鑑賞できれば、とても良い作品です。

まるで、アニメで描いた完全なドキュメンタリーのようでした。

アニメの一つの可能性を示す、徹底したリアルな(写実的という意味ではありません)表現手法は、本当に素晴らしいものでした。

もしこれから観られる方がいらっしゃいましたら、一応アドバイスをしておきます。

この作品にはいわゆる「エンターテインメント」の要素はほぼありません。

ですから、しっかり集中して観続ける覚悟を決めてからご覧になってください。

先に原作で予習してから観るのも良いかもしれません。

Blu-ray

原作コミックまとめ買い
Kindle版

コミックス版(上)
コミックス版(中)
コミックス版(下)
評価日
作品名
この世界の片隅に
好き
31star1star1stargraygray

配信情報

2018/04/08現在

今のところ、全配信、購入のみ。

Amazonビデオ(課金)  楽天TV(課金/見放題)  U-NEXT(課金)  ビデオマーケット(課金) 

レビュー(ネタバレあり)

レビュー(ネタバレあり)も是非ご覧ください。

◆クリック【ネタバレを読む】クリック◆

書いた人

J LAB(ジェイラボ)所長所長
当研究所、所長。

必要最小限の勉強しかせず、微分もできないまま東大に進学するという過去を持つ。

当研究所設立の動機を尋ねたところ、

「知性には可塑性がある」
「シナプスをつなげよ」

などと意味不明な供述を繰り返しており、具体的な動機は不明。