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デビルマン(原作マンガオリジナル版)

May 17, 2017

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デビルマン(原作マンガオリジナル版)

デビルマン(原作マンガオリジナル版)
  • 初出:1972年
  • 作者 / 原作者:永井豪 

記事を書いた人の評価

  • 好き  : ★★★★★
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  • 万人受け: ★★
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  • 完成度 : ★★★★
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作品の内容

不動明は、居候先の牧村家の娘・美樹と仲良く学校に通う大人しい少年であったが、ある日親友の飛鳥了から、他の生物との合体能力を持つ、地球の先住人類「デーモン(悪魔)」が、二百万年の眠りから目覚めて復活し、地球を人類から奪い返そうとしていることを知らされる。

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レビュー(ネタバレなし)

この記事に続いて、レビュー(ネタバレあり)もあります。

言わずと知れた『デビルマン』ですが、原作の漫画をまともに読んだことがある方はあまりいないのではないでしょうか。

デビルマンは、漫画版とTVアニメ版(と実写映画)がありますが、テイストが全く違います。

TVアニメ版は、きちんと完結しませんが、懐かしのアニメとして十分楽しめるものです。

(あ、えっと、実写映画には触れないであげてね)

ちなみに、ですが、Netflixオリジナルの新作アニメとして『デビルマン』の原作漫画の結末まで完全再現版が制作決定しています。

さて、原作漫画についてですが、これは、TVアニメ版のような中途半端なものではなく、日本漫画界の一つの到達点であり、その後の作品(『AKIRA』『エヴァ』『寄生獣』『ベルセルク』など)に与えた影響ははかりしれません。

そういう存在ですので、オリジナルだけでなく、非常に多くの派生作品があります。

ともあれ、ここで私が読んで欲しいとオススメするのは、やはり、原典、オリジナルの漫画版だけです。

しかし、これも、現在、作者の永井豪自らが加筆再編集したバージョンしか出ていません。

若い時に作った作品を歳を取ってから見直すと、いろいろ直したくなるものだと思いますが、私は、それはやってはいけないと思います。

しかも、オリジナル版を絶版にしてしまうとか、作者のエゴです。

どんな事情、理由があったにせよ、作品としていったん世に送り出したものは、封印しないでいただけるよう、作者、出版社には努力して欲しいものです。

まず、とにかく加筆された部分が、どうもオリジナルにあった勢いを削ぐと言いますか、蛇足なんですね。

しかも、御大自ら加筆した絵が、若い頃と比べてなんら綺麗になっていないどころか、相変わらずデッサン狂ってますので(笑)余計に気が散ります。

若い荒削りな作風なままの方が、絶対に良いです。

というわけで、いま普通に買えるデビルマンの漫画は全てオリジナルではありません。

プレミア価格になりますが、「オリジナル版」「完全復刻版」「愛蔵版(※豪華愛蔵版ではなく)」が本来の姿のデビルマンです。

それ以外の改訂版やら新装版やらはオリジナルではないです。

が、まあマニアでなければ雰囲気は十分伝わると思いますので、こだわりがなければそれでも良いかもしれません。

ちなみに、私はプレミア価格で購入した完全復刻版を、さっさと裁断機でバラして自炊(電子化)しました笑

オリジナル(もしくはオリジナルに近いもの)はこちら

オリジナル版
完全復刻版
愛蔵版

一応、いま買えるデビルマン(どのみちオススメしませんので文庫版で十分でしょう)

評価日
作品名
デビルマン
好き
51star1star1star1star1star

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レビュー(ネタバレあり)

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書いた人

J LAB(ジェイラボ)所長所長
当研究所、所長。

必要最小限の勉強しかせず、微分もできないまま東大に進学するという過去を持つ。

当研究所設立の動機を尋ねたところ、

「知性には可塑性がある」
「シナプスをつなげよ」

などと意味不明な供述を繰り返しており、具体的な動機は不明。